プロフィール

村上春樹(1949年-)は京都生まれの小説家。ジャズ喫茶を経営する傍ら29歳で執筆を始め、『ノルウェイの森』『海辺のカフカ』『1Q84』など50言語以上に翻訳された作品を発表。エルサレム賞(2009年)など国際的評価も高い。

村上春樹(むらかみはるき)は、1949年1月12日に京都府伏見区で生まれ、兵庫県西宮市・芦屋市で育った日本の小説家です。早稲田大学第一文学部演劇科に在学中から欧米文学・ジャズ・映画を幅広く吸収し、1974年に妻・陽子とともに東京・国分寺でジャズ喫茶「ピーター・キャット」を開業しました。1978年4月1日、神宮球場でのプロ野球観戦中に「自分にも小説が書けるかもしれない」という啓示を受け、29歳で執筆を開始。翌年、処女作『風の歌を聴け』で群像新人文学賞を受賞しデビューしました。

1987年刊行の『ノルウェイの森』は国内で400万部を超えるベストセラーとなり、「村上春樹現象」と称される社会的ブームを巻き起こしました。以降も『ねじまき鳥クロニクル』(1994-95年)、『海辺のカフカ』(2002年)、『1Q84』(2009-10年)、『騎士団長殺し』(2017年)など長編を発表し続け、その作品は50以上の言語に翻訳されて世界中に読者を持ちます。また、レイモンド・カーヴァーやスコット・フィッツジェラルドなど英米文学の日本語翻訳者としても知られています。毎朝5時起き・1日10キロのランニングという30年以上続く規則正しい生活を送り、2007年刊行のノンフィクション『走ることについて語るときに僕の語ること』(文藝春秋)でその哲学を語りました。

2009年にエルサレム国際ブックフェアでエルサレム賞を受賞。当時のイスラエル軍によるガザ攻撃への抗議で多くの作家がボイコットを呼びかける中、「壁と卵」の比喩を用いた授賞スピーチを行い、世界中で広く引用されました。フランツ・カフカ賞(2006年)、カタルーニャ国際賞(2011年)なども受賞。世界の主要文学賞の常連候補として名が挙がり続けており、現代日本文学を代表する存在として不動の評価を確立しています。

村上春樹の名言一覧